リーディングDXスクール事業
令和6年度リーディングDXスクール事業
本校は令和6年度、「リーディングDXスクール事業」に参加をしています。
この事業では、GIGA端末の標準仕様に含まれている汎用的なソフトウェアとクラウド環境を活用し、 児童生徒の情報活用能力の育成を図ることを目的としています。同時に、『個別最適な学び』と『協働的な学び』の一体的な充実や公務におけるDX化にも取り組み、全国の学校の取り組みを参考にしながら、端末の「普段使い」による教育活動の更なる推進を目指しています。
本校においても、児童が自ら学び方や学ぶための方法を選択し学習を進める「個別最適な学び」と、自分の考えを確かなものとするため友だちの考えを参照したり時には話し合ったりする「協働的な学び」の充実を目指し、授業研究を続けています。
第1回 公開授業
令和6年12月2日に、第1回公開授業をおこないました。30名を超える先生方にご参観いただき、たくさんのご意見をいただきました。また放送大学客員教授である佐藤幸江先生をお招きし、「『個別最適な学び』と『協働的な学習』の一体化の充実」と題しご講演していただきました。
そこで教えていただいたことを活かし、次回公開授業までに、①目標の設定 ②枠組みの作り直し ③学習者が選択・決定できる場の設定について取り組むことを学校内の教員全員で共有を図りました。

第1回公開授業に向けた各学級の取り組み

第1回公開授業 学習指導案集
第2回 公開授業
令和7年2月3日に、第2回公開授業をおこないました。今回は公務のDX化を図るため二次元コードで受付をしていただいたり、授業への感想・質問等をGoogleチャットで交流しました。また前回に引き続き、放送大学客員教授の佐藤幸江先生をお招きし、「小さな学校の大きな試み ~『教わる授業』から『学びとる授業』へ~」と題し講演をしていただきました。それぞれの授業に対するご意見をいただいただけでなく、次期学習指導要領を見据えた新たな学習集団の在り方、21世紀型コミュニケーションに関する講話もしていただきました。本校の今後の研究に活かして参ります。

第2回公開授業に向けた各学級の取り組み

第2回公開授業 学習指導案集
1年生 生活科
「もうすぐ2ねんせい」

参観された先生方からのご意見
・1年生もタブレットをどんどん使って授業を進めており、日常的に活用していることがわかりました。
・ 発話だけでなくFigJamに書き込むことで個々の思考も交流も深まっていったと思う。
2年生 国語科
「お手紙」

参観された先生方からのご意見
・顔の表情だけでなくグラフで表現する子もおり、「〇〇くんすごい上がっちゅう」、とその子にどうしてこう考えたのかを聞きたくなるような個々をつなぐ学びに繋がったと感じた。
3・4年生 総合的な学習の時間
「わたしの安全・安心マップを作ろう!」

参観された先生方からのご意見
・自分の取組が友達との関わりによって良くなっていっていることが体感できる授業だと思いました。
・全体から個への深まりは新たな展開ですね。子どもたちが成長していることがよくわかりました。
5・6年生 特別の教科 道徳
「自分を守る力って?」

参観された先生方からのご意見
・課題とまとめが対になっていて、課題に対しての学びをすすめていくことが視覚的に意識付けられていた。
・FigJamは個別最適な学びと協働的な学びをうまく繋いでくれる。少ない人数でも話し合いが成立できる→みんなが話せるということは大切なことだと改めて思った。
ひまわり1 図画工作科
「卒業する6年生へ」

参観された先生方からのご意見
・タイピングの技術も高いなと思いました。
・自分なりの課題を持ち、自分で考えている姿が見られた。
ひまわり2 生活単元
「『新年年明けうどんパーティー』をしよう」

参観された先生方からのご意見
・児童が常に単元に見通しを持って安心して学習に向かっていることが分かりました。自分の机の前に、ホワイトボードで授業の見通しを具体的に可視化している様子が、大変参考になりました。
指定校・先進校への視察
本校と同じくリーディングDXスクール事業に指定されている学校を訪問し、授業参観させていただいたり研修を受講したりしました。そこでの学びを学校に持ち帰って全教職員に伝達研修をし、本校の研究・実践に取り入れています。
令和6年8月下旬 リーディングDX夏季研修(東京都) 学校長と研究主任が参加
汎用ソフトウェアを標準とした授業づくり、他者参照及び自己選択・自己決定を通した主体的対話的な学びの作り方
令和6年10月30日 甲州市立塩山南小学校(山梨県) ICT担当教員1名が参加
スプレッドシートやFigJamを活用した「個別最適な学び」の視点による授業づくり
令和7年1月23日 京都市立南大内小学校(京都府) 教員2名が参加
総合的な学習の時間におけるタブレット端末(ロイロノート)の活用、タブレット端末をもとに話し合いを進める
令和7年2月14日 高知市立土佐山学舎(高知県) 学校長と教員2名が参加
「日常DX」「授業DX」「校務DX」「波及的・相乗的DX」の4つの柱に沿った取り組み
来年度に向けて
来年度はさらなるうらどベーシックの進化を目指し、研究を進めていきます。その中でも特に、
タブレット端末を通して、児童同士のなかに「対話の渦」がうまれるしかけづくり
子どもたち同士で考えを深めることができる授業展開
(友だちの考えに「どうして?」「〇〇だから、こっちじゃない?」と批評し合える手立て)
学習者がこれまでより他者参照しあい、自己選択・自己決定できる場の増進(複線型授業の研究)
個々の進度・成長のなかにタブレット端末があるという意識(ひまわり学級)
といった点に取り組んでいきます。